空いた片手

作詞・作曲:わらく堂

 

空っぽになって また出会おうよ
お互いが重なるように
そうしたら離れてても 僕は君といられるよ
 
行こうよ 風に吹かれて
歌おうよ 思い出せるように
 
いつも二人は 手を繋いだ
空いた片手は 誰と繋ごう
僕ら二人だけ それじゃ きっと足りないんだよ
 
違う僕も見てほしくて
違う君も見てみたいから
 
さあ 旅立つ時だよ
お互いの笑顔を焼きつけよう
何処かで道は繋がる
だって 僕ら出会えたから
 
二つの扉 鍵も二つ
灯りは今 誓う約束
 
微かな光よ 星のように
燃え尽きずに 道を照らして
そうか 僕は一人 君の足音は もう聞こえない
 
どうか 誰かの傍にいてね
こんな寂しさ 知らなくていい
たまらず震えた手で 「誰でもいい」と繋ぎそうだ
 
空っぽ通り越して あやふやだ
誰かが扉の前で呼ぶ
 
祈りの間に
ふと浮かぶ君の笑顔が
扉が開く前に
僕の影を引っ張っていた
 
遠くたって 僕は行くよ
もう一度君に会いたいな
 
飛ぶ鳥は空によく映えて
散る桜は また咲いたよ
そうしたら 君と会えば
僕はまた きっと 笑えるよ
 
涙は心を洗い
心は言葉でつなぐ
 
君へと続く道で
出会った日のこと 思い出した
僕らは空を見上げ
同じ景色を眺めていた
 
もう一度見上げてみた
同じように見上げる人に
 
君のことを話してみたよ
その人も君に 会いたいってさ
 
空っぽになって また出会おうよ
君の歩いた道を教えて
 

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